昔、料理を始めようと思って圧力鍋を買いました。
圧力鍋は高圧力で調理することで時短につながるということでとても魅力的だったんですね。
ガスを使う時間が短ければガス代も抑えられますしね。
ネットで探してみると圧力鍋について味が悪くなるなどの理由で否定的な考えを持つ人もいるようですが、僕はそこまで詳しく分からないので圧力鍋肯定派です。
圧力鍋でサンマの煮物というんでしょうか、骨まで食べられるまで調理できた時はうれしかったですね。
さんまの安い時を狙ってスーパーで発泡スチロールいっぱいのさんまを買ってきて作りまくった記憶があります。
今回はそんな圧力鍋で手抜きカレーを作った経験談を御紹介します。
カレーの具は玉ねぎのみ
僕はカレーが大好きなんですが、材料を買ってきたり下ごしらえをするのが面倒臭いと考えるタチでして、カレーの具材は玉ねぎのみで作ることが多いです。
たまにお肉やニンジンを入れたりしますが大体は玉ねぎのみです。
意外ににんじんって高いですから、玉ねぎだけというカレーになることが多いんですね。
それでも、玉ねぎを大量に使うことでおいしいカレーが出来上がったりするんです。
玉ねぎの他には、カレールウと調味料程度で出来上がります。
手抜きカレーの作り方
玉ねぎを大量に用意するのですが、味付け用と触感用に2種類用意します。
味付け用を大体6個くらい。玉ねぎの大きさは中玉といったところでしょうか。
これくらいの玉ねぎを皮をむいて半分に切って芯を取り圧力鍋に投入。玉ねぎが4分の3くらい浸るくらい水を入れます。
火を入れ、圧力が高まってきたらシューシュー言い始めるので、それから約5分くらい置き、その後火を止めます。
圧力が下がるまで待ちます。
待っている間に触感用の玉ねぎを用意します。
量としては4個くらいでしょうか。ここら辺は好みに応じて変更してください。
皮をむき4分の1の大きさに切ります。色々な切り方を試してみましたが、ある程度大きな方が触感もよくシャキシャキした玉ねぎを感じられるのでこれくらいの大きさに切るのが良いと思っています。
圧力が下がったところで圧力鍋のふたを開けるとトロっとした玉ねぎがそこにあることでしょう。
できれば玉ねぎを崩してペースト状まではいかないまでも玉ねぎの形が残らないくらいにくずします。
ここに先ほど切っておいた触感用の玉ねぎを投入します。
で、火を通します。
カレールウを投入
触感用の玉ねぎがある程度、柔らかくなったなと感じたら、火を止めてカレールウを入れます。
カレールウを入れるときは火を止めましょう。
カレールウの作り方にも書いてあると思うんですが、知らない人が多いと耳にしました。
個人的にはちょっと濃いめの方がおいしく感じるので、始めはカレールウを多めに入れて、味を見ながら調整しています。
カレールウは僕の場合、ベースがジャワカレーの業務用を使います。それに他のメーカーのカレールウを合わせて使ったりします。
スパイスはガラムマサラは欠かせません。味に深みが出てきます。でも入れすぎには注意しましょう。
これで基本はできたのですが、これだけでは不味くはないがおいしくもない。という状態です。
ここから更に調整をしていきます。
味の調整
味の調整に使う調味料は次の通りです。
・バター
・マヨネーズ
・オタフクソース
・はちみつ
こんな感じです。
僕がおいしいなと感じるのは、一口目が甘いカレーなんですが、その後、徐々に辛さが出てくるというカレーです。
甘さを出すのに、はちみつとオタフクソースを使います。
オタフクソースは酸味を出すのにも使います。
ここ1年くらいでしょうか、カレーには酸味も必要だと気が付いたんです。
ですから、同時にマヨネーズも投入します。マヨネーズを加えることで酸味と同時にクリーミーさも出すことができます。
少しずつ入れて調整していきます。上手くハマれば、いい感じですよ。
そしてバターはコクを出すために使います。甘味から辛味に移る際に自然に移ってくれるような気がしてるんですよね。
最後に
玉ねぎだけの手抜きカレーですが、その玉ねぎがカレーの味を決めているのではないかと感じています。
圧力鍋で玉ねぎをクタクタにすることによってカレールウに玉ねぎの甘味が溶け込んで辛さの中にほんのりとした甘みが感じられる。
おいしいですよ。玉ねぎたっぷりカレー。
是非やってみてもらいたいです。