喪中はがきについては色々と大変なことがあります。
今回は妻の父が亡くなった場合について考えてみたいと思います。
続き柄は何と書くのか。会社関係の人には年賀状を出すのかそれとも喪中はがきを出すべきか。
色々と頭を悩ませることはたくさんあります。
喪中はがきの続柄で妻の父ってどうやって書く?
毎年、親族や親しい友人、お世話になった方々に年賀状を出して新年のあいさつをする人は多いでしょう。
ただし身内に不幸があった場合、どのようにしたらいいのでしょうか。今まで夫婦連名で年賀状を書いていて、妻の父親が亡くなったという場合を考えてみます。
妻の父親を亡くして差出人である夫から喪中はがきを送る場合、文面に書く故人の続柄は「岳父」とし、岳父のあとに名前だけでなく苗字も入れておくと先方にわかりやすくて親切です。
故人山田太郎、妻花子を例に挙げると「岳父 山田太郎」となります。他には「花子の父 山田太郎」と記載しても良いでしょう。
続柄の書き方はどういう書き方をしても、差出人は通常は夫婦連名とします。喪中はがきは親族の訃報の連絡という意味合いがあるので妻の親しい友人にも夫婦連名で書くのが通常です。
ですが、中には奥さんが自分の友人には自分の名前のみを差出人にするという場合も見られますし、それが良くないわけではありません。
喪中の場合に年賀状は会社の同僚に出してもよい?
妻の父は義理の父にあたりますが、その葬儀に出席するため会社を休んだり、同僚からお香典をもらったりすることがあれば、知られていることですから年賀状は出さないでしょう。
妻の父であっても関係的には一親等にあたりますので喪中扱いになります。
職場の同僚であれば、なおさら事実を周知されているでしょうから年賀状を出すことは控えるべきで、喪中はがきを出すのが一般的だと思われます。
ただし取引先や仕事上での社会的なお付き合いの方には社会通念上出しても構いません。
12月の年賀状の受付早々に同僚の方に年賀状を出し、その後に身内に不幸があった場合には、松の内が明けた頃に、寒中見舞いで年賀状を投函した後の不幸事でしたと深謝する内容で送るのがいいでしょう。
まとめ
一生のうちにそんなに起こらないことに対して対処するというのは大変なことですよね。
マナーがなっていないじゃないかと言われても、実際の所、その人のいうマナーが本当に正しいものかどうかも分かったものではないですから。
これが正しいマナーですよというものは人それぞれに違うこともあります。
後から人に色々と言われるのは厄介だとは思いますが、自分が正しいと思ったものを信じて対処するしかないんですよね。