お弁当は朝作って持って行って、お昼に食べるものですから、お昼には既に冷たくなっているというのが普通ですね。
それが最近便利なものが登場したらしく、温かいままお昼にお弁当が食べられるものがあるらしいんです。まぁ工事現場などで働くお父さんたちには良く知られていたらしいですけども。
それが保温弁当箱というもの。
今回はそのお本弁当箱について調べてみました。
保温弁当箱って雑菌は大丈夫?
雑菌は高温多湿で繁殖しやすくなります。
保温弁当箱は中に入れたご飯を温かくキープする機能を備えている弁当箱の事で、ご飯を入れる部分が魔法瓶の様な仕組みになっているため温かいご飯を食べる事が出来る点が魅力です。
しかし注意することは、おかずの保温は行っていないことです。
おかずには水分が多く含まれているので、もしかしたら雑菌が繁殖して食中毒の原因となる可能性があるため、温めるのはごはんと味噌汁があれば味噌汁だけ。ということになっています。
保温弁当箱を利用する場合は、ご飯は出来るだけ炊き立てを入れます。また製品によっては予めお弁当箱の方を温めておく事もポイントです。
ここのあたりはお手持ちの取扱説明書をご覧ください。
おかずは冷ましてから入れる事が大事です。保温部分に入れません。梅や酢等殺菌効果が期待できる材料・調味料を使ったおかずを入れると傷みにくくなると考えられています。
保温弁当箱は正しく使っておかずの水分に注意して利用すれば雑菌の心配を過剰にする必要はありません。
保温弁当箱のおかずの詰め方は?
保温弁当箱は一昔に比べたくさんの種類が登場してきました。コンパクトなものもだいぶ出てきましたね。
昔であれば工事現場のお父さんたちが食べているゴツイ感じのものしかなかったように記憶していますが、今では子供が持って行けるようなかわいらしいものも発売されているようです。
その保温弁当箱について悩みがちなのはおかずの詰め方と温かいまま入れて傷まないかどうかですよね。
まず詰め方ですが、全般的に保温弁当箱って深さがありますから、なるべくおかず作りの際は高さを出すように煮物なら立たせて入れることを意識して縦長に切ると良いでしょう。
たまご焼きなど低い素材は二段重ねで詰めるといい感じです。
次に温度ですが、結構心配すると思います。
知り合いに聞いたところ、オフィスに持って行って1年使ってみた結果、腐ってたことはないので定番なお弁当おかずなら心配ないとのことです。ただサラダやフルーツを持っていくときは冷めてから詰めているようです。
ですが、一般的にはおかずについては冷ましてから入れるのが良いらしいので冷やしてから入れると良いと考えています。
保温弁当箱でご飯の上におかずを載せるのはあり?
保温弁当箱は職場などに持っていって電子レンジで温め直す手間がないことや、温かいものを温かいまま食べられるので非常に人気ですが、どんぶりメニューはどうでしょう?
ご飯の上におかずを載せた所謂丼ぶり系メニューですが、心配なのが、ご飯の上におかずを載せることで、おかずが悪くなってしまわないかということです。
これは季節や食べる時間にもよります。
朝作ってお昼に食べるのであれば、それほど神経質になることはありませんが、夏場や食べるまでに時間が空いてしまう場合は、少し粗熱を冷ましてから詰めるといった工夫をすれば大丈夫です。
または、ご飯だけでも温かいものにしておかずは冷まして入れれば心配ないでしょう。
まとめ
便利なものが出てきて、その恩恵に授かることができるのはありがたいのですが、それに伴って発生するリスクってのもありますよね。
便利なところばかりに目が行くのは仕方のないことかもしれませんが、きちんとリスクも考えた上で対処できるようにしておきたいものです。