年末年始になると郵便局がアルバイトを募集するのが恒例になっています。
アルバイトの対象は大体が高校生なのですが、近年の不景気も影響してか一般のフリーターなどの応募が増えていると耳にしたことがあります。
実際、どのような内容なのかご紹介します。
年末年始の郵便局の配達アルバイトの内容について
基本的には郵便物の仕分けと郵便配達のお仕事に分かれます。女性は仕分けで男性が配達。という話を耳にしますが、そういった決まりがあるかどうかはわかりません。
ただ、見ているとアルバイトの女性で配達をしていた人は見たことがありません。職員さんで女性の方はいましたけど。逆に仕分けに男性は働いていたかと。そこは記憶が定かではありません。
実際のところ配達という事になると、高校生であればお正月の年賀はがきをメインとして、その前後数日がバイト期間となるでしょう。
経験者から言わせてもらうと、お正月の配達はキツイので心して当たるべきです。
本職の配達員さんでもバイクを転倒させると年賀状の量によっては一人ではバイクを起こせなくなりますから、その大変さは想像ができると思います。
量という点に関して、普段はお昼のお休みがあると思いますが、お正月の配達に関してはおそらく、お昼休みを取っている暇はないでしょう。
大体にしてお昼休みは1時間くらいだと思いますが、それだけお休みを取っていたら配達しきれなくなる可能性があります。
また、配達の順路を覚えるのに時間がかかる場合もありますしバイトと言っても意外と大変なものなんです。
割り当てられた地域によって配達しやすい場所とそうでない場所もあったりします。マンションが多い地域に割り当てられると、それほど移動に時間がかからずに配達できるので効率的です。
そうでないところは、いちいち自転車を移動させなければいけないので、結構ロスが生じます。
これは自分ではどうしようもない事ですが、マンションの多い地区に当たった場合は少し喜んでもいいかもしれません。
年末年始の郵便局の配達アルバイトの給料はどれくらい?
最近になって郵便局で働いてみませんか?という葉書がポストに投げ込まれていたのですが、それを見てみると、
・勤務時間:7:45~17:00の内の8時間
・勤務日は週平均5日程度
・時給は870円
というものでした。
ただ、これはバイクでの郵便配達という求人でした。
ですから、普通自動車免許か自動二輪免許を持っていることが応募要件にはなっています。この点から見て、高校生は対象になっていないのではないかと思われます。
高校生のアルバイトは時期が来たら改めて募集されると思います。
ちなみに仕分けのアルバイトの時給は790円でした。
場所は北海道です。
年末年始の郵便局にアルバイトを申し込んだ結果....
ここで僕の経験をお話ししておきましょう。
僕は昔、高校生ではありませんでしたが、年末年始の郵便局のアルバイトに応募しました。最初は普通に高校生と同じバイトをする感覚で応募したんです。
その後、郵便局の偉い人から連絡があってバイクに乗って配達をしないかという話を持ちかけられました。それは普通の高校生のバイトとは違うタイプのお仕事だったんですね。
それまでバイクに乗ったことのない僕は郵便局の駐車場でバイクに乗る練習をして、なんとかバイクに乗ることが出来る様になり、何とか配達をする前提条件をクリアしました。
バイクで配達するとはいえ結構大変です。
まずもって北海道はその季節、雪道ですから。
雪の上を2輪で走行するという芸当をこなさなければならなかったわけです。両足を地面すれすれに配置し、いつバランスが崩れても足で体勢を持ち直せるように準備しておくという、結構アクロバティックな運転を強いられるのです。
北海道民は郵便局員さんに感謝しないといけませんね。
またバイクに乗った経験がない僕は、どのくらい走るとガソリンをどのくらい消費するのかという事がわからず、ガス欠になったこともあります。
いくらアクセルを回してもバイクが進まない。それどころかエンジンが止まってしまうという事態に。
ガソリンメーターを見れば一発なんですが、当時はバイクはおろか自動車もろくに運転していなかった時期ですから、メーターを見るという習慣が無かったわけですよ。
焦りました。
そうはいっても仕方がないので、バイクを押してガソリンスタンドまで行きました。
ラッキーだったのは配達直後だったという事。ガス欠を起こしたのがガソリンスタンドの近くだったこと。
なので、あまり配達には影響がでませんでしたが肝を冷やしました。
まぁ今となってはいい経験ですが。
まとめ
高校生の場合はないかと思いますが、フリーターなどで郵便局のバイトに応募した場合、郵便局の上の方の人からスカウトが来る可能性もあります。
先ほども書きましたが、バイクで配達するからと言って楽じゃないんですよ。
結構走りますしね。冬ですから防寒着を着るんですが、それがまた暑い。中の人は汗がだらだら出てくるわけで。
そうなると痩せるわけですよ。
実際、その当時の体重は今と比べて10キロくらいも軽いですから。
ってか、今が太り過ぎだという話もあるくらいですが。