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ナス科の連作障害の症状と家庭菜園で対策できる野菜で相性の良いものは?

ガーデニング

なすび

家庭菜園を老後の趣味としてやってみたいと言うシニアの方は多いのではないでしょうか。管理人はまだ40代ではありますが家庭菜園が楽しくてしょうがないです。

日々育っていく苗だったり、できた実を美味しく食べる瞬間などは幸せの真っただ中と言ってもいいでしょう。それに家計の足しにもなりますしね。

そんな夢の家庭菜園ですが、当然のことながら知っておかなければならない問題があります。それが連作障害というもの。同じ種類の苗を、次の年も同じ場所に植えてしまうと育ちが悪くなってしまう障害の事です。

今回は連作障害について考えてみます。

ナス科の連作障害の症状ってどうなるの?

管理人は田舎暮らしなので自宅に畑があるのですが、聞くところによると、都心では家庭菜園を始めようとした場合、貸し農園などがあるそうですね。

しかしながら、そのような貸し農園を借りたとしても、必ずしもすぐ期待通りの収穫があるとは限らないとも耳にしたことがあります。貸し農園の中には、それまで荒れ地だったところを耕して、急な転換をするところもあるからとのこと。

連作障害とは土の養分が使い果たされて、土が痩せてしまったりして作物がうまく育たなくなる障害を言いますが、その上に元々土の状態が良くないとなれば心配です。

そういう場合は土作りから始める必要があると思いますが、土作りについては別に記事を書いていますので、そちらを是非ご覧ください。

>>家庭菜園での土作りの時期と肥料 連作障害の対策について

そして普通に家庭菜園をしているとぶつかる問題が連作障害ですが、よく耳にするのはナス科の連作障害です。作物は実るのですが、黒ずんだり、形状がおかしかったりする症状が表れます。

また、実がなる前に枯れてしまったり病気にかかりやすくなることも知られているので、できれば避けたい障害です。実った作物については食べる分には問題ないことがほとんどですが、見た目も悪いので食べるのに抵抗を感じる人もいるようです。

野菜作りは簡単なものでないので、まずは農家の方や家庭菜園の先輩に手取り足取り教えてもらうのが一番でしょうね。

家庭菜園での連作障害の対策はどうしたらよい?

連作障害で多いのがナス科ということですが、もっとも連作してはいけないということで有名なのはジャガイモだと言われています。

種イモを植えるだけ。

というお手軽な上に大量に収穫できますから家庭菜園ビギナーズには人気のジャガイモですが連作障害には注意が必要です。同じ場所に連続して植えない育てない。ということが、もっとも基本的な対策と言えるでしょう。

そのため、それぞれの植物で使う場所をローテーションすることが対策として有効です。そして気をつけなければならないのが「ナス科」を同じ場所に植えてはいけないということです。

ナスはもちろんのこと、トマト、ピーマン、唐辛子、そしてジャガイモも「ナス科」ですから、これらに関しては連作を避けなければいけないことになります。

対策としては場所を4から5区画に分けて、栽培する野菜を毎年回転させる輪作が一番ですが、その他にも冬に表土と土壌を入れ替えるようにして堆肥を十分に与える「天地返し」、薬剤や太陽光による消毒、そして接ぎ木苗を利用するという方法もあります。

いずれにしても、2~3年は苦労が絶えませんが、克服すると見違えるような収穫が待っていますので我慢して努力することをおすすめします。

野菜の連作で相性がいいものって何?

連作と相性がいいのは、他の科のもので、ナスで言えばカボチャ、枝豆、トウモロコシと言ったものですし、トマトで言えば、キャベツ、ブロッコリー、ねぎと言った具合です。

トウモロコシは土壌をよくすると言う話も聞きますので、トウモロコシも輪作の1つに加えてみてはいかがでしょうか。ナスの後にはカブやブロッコリー、落花生も適しているようですので、好みに応じて輪作をしてみてください。

まとめ

連作障害についてはなかなか難しいところがありますよね。トマトやナスは毎年食べたいですし、輪作するとなるとそれらを作付する面積が狭くなってしまいますし。

広い畑があれば言うことはないんですが、国土の狭い日本でそのような畑を望むのはぜいたくというもの。

肥料などを活用して土壌の改良をしてみたり、接ぎ木でできるだけ連作障害を起きにくくしたりするなどの対策も必要になってくるのかもしれません。

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