ハイドロカルチャーが流行っているとかいないとか。水耕栽培というものなんですが土を使わなくてよいので清潔であるのが人気の理由の一つのようです。
見た目に関しても植物がきれいなのは良いとして、入れ物もガラスの器に砂やビー玉などを詰め込んだりして、今までの「植物は花壇やプランターに植えて育てるもの」というイメージを良い意味で壊してくれます。
ハイドロカルチャーを楽しむには、すでに出来上がっているものを購入するパターンと、自分でハイドロボールなどを購入して作り上げるというパターンがあります。
初心者であれば、まずは出来上がっているものを購入して育ててみるということから始めてみてはいかがでしょうか。
ハイドロカルチャーのメリットとデメリット
先ほども書きましたが、ハイドロカルチャーのメリットとしては土が不要なので清潔という点が言えます。清潔なので室内で育てることができます。虫がわきにくいってことですね。
器も土を使って育てる場合はプランターや鉢などの「いかにも」というものですが、ハイドロカルチャーではガラスの器にカラーサンド(色付きの砂)を使用するなど見た目もカラフルできれいなので若い女性でも受け入れやすいでしょう。
植物を見て癒される人は多いと思いますが、それが室内にあるということで癒し効果も倍増と言えるのではないでしょうか。
その他のメリットとしては、水やりが1週間に1度程度で良いということが言えます。忙しい人でもこれくらいならできるでしょう。
ハイドロカルチャーのデメリット
そんないいことばかりだと思えるハイドロカルチャーですが、もちろん良いところばかりではありません。当然ですがデメリットもあります。
元々植物は土に根付いて育つもので、水の中で育てるというのはある意味不自然な状態なわけですね。温度管理が大変だったり肥料の加減が難しかったりします。
また雑菌が増えると根腐れを起こしてしまいますし、そのために根腐れ防止剤も必要です。
初心者にはハイドロカルチャーはよりも土植を勧める人もいます。それはハイドロカルチャーの情報よりも土植で育てるための情報が多く、困った時に問題解決しやすいからということでしょう。
これもデメリットの一つと言えます。
メリットとデメリットを比較してみてハイドロカルチャーにトライしてみるかどうか決めてみてはいかがでしょうか。
個人的にはハイドロカルチャーの小さいものから始めてみてはいかがかなと思います。
ハイドロカルチャーで観葉植物を育てるのにおすすめは?
安いものだと100均で売られています。まずは万が一枯れたとしても経済的なダメージが少ない100均をチェックしてみてはいかがでしょうか。
ポトスやアイビーという観葉植物がありますが、丈夫なのでおすすめです。
丈夫だとはいえ日当たりの強いところに置くと温度が高くなってしまって根腐れを起こしてしまいます。これはハイドロカルチャー全般に言えることではありますが、注意しておくべきでしょう。
ポトスにはゴールデンポトスやライムポトス、パーフェクトグリーン、マーブルクイーン、テルノシャングリラなど色々と種類があり迷ってしまいますが、ここは個人の好みによりますので、第一印象でピンときたものを選んではいかがでしょう。
観葉植物のハイドロカルチャーでの育て方
さて、ここでは念願のハイドロカルチャーの植物を購入したとして、どのように育てましょうか。ということを簡単にご紹介します。
基本的にはハイドロカルチャーは日当たりが良すぎると水の温度が上昇して根腐れがおこる心配がありますが、だからと言って日当たりが悪いところに置いてしまうと、逆に育たなくなってしまいます。
その加減が難しいですね。色々と調べてみたところ、カーテンで直射日光を遮った明るい日陰が成長にはよいとの意見が多く見られました。
また、水やりについてですが1週間に1度程度でよいと言われています。ハイドロボールが濡れている状態であれば水を足す必要はないかと思われます。ただし長いこと水を変えないと水自体が汚れてきますので定期的に水の交換は必要でしょう。
まとめ
管理人は小さな畑で野菜作りをしているので、最初は水耕栽培でミニトマトなどを栽培できないかとハイドロカルチャーを調べたのですが観葉植物も捨てがたいと、いつの間にか観葉植物に興味がわいてきました。
調べてみたところハイドロカルチャーに向いていないと思われる多肉植物も意外と育て方によっては育てられるということを知って挑戦してみようかと思っているところです。
虫がわいてこないというのはとても魅力的ではありませんか。