年末が近づくと色々と忙しくなってきますが、その中でも大掃除というのは大きなイベントではないでしょうか。一年の汚れを落とし切る大掃除ですから効率よく終わらせたいですよね。
今回はガスレンジの魚焼きグリルについてのお掃除について考えてみたいと思います。
魚焼きグリルは毎回使用するごとに掃除をすればいいのでしょうが、焼きあがった魚は熱いうちに食べてしまいたいと思うあまり、お掃除は後回しになってしまいがちです。
そして気が付いたら汚れがたまっていたと。
さて、そんな場合どうすればよいのでしょうか?
魚焼きグリルの掃除方法 内側をキレイにするには?
魚焼きグリルの内側についてはセスキ炭酸ソーダ水で処理するのが良いと言われています。
魚焼きグリルの受け皿や網については毎回掃除する人も多いかと思いますが、「庫内」とか「内部」「内側」等と呼ばれる部分についてはそのまま放置してしまっている。という人も少なくないでしょう。
例のごとく、気が付いたら汚れがこびりついていてどうしようもなくなっていた。という話を良く耳にします。
そこで、内側の掃除にはセスキ炭酸ソーダを使いましょう。
セスキ炭酸ソーダはセスキ炭酸ソーダを小さじ1杯を水500ccに入れてよく混ぜて作ります。簡単ですね。これを100均などで売られているスプレーボトルに入れて吹きかけます。
その後、布でふいて、さらに水拭きをします。そこそこの汚れであれば、このセスキ炭酸ソーダ水で落ちるでしょう。
手の届かないところは、かつて「マツイ棒」と呼ばれたことで知られる、棒の先端に布をゴムで撒き付けたものでこすり落とすという方法もありますのでチャレンジしてみてください。
作業の際にはゴム手袋をはくと良いでしょう。意外と掃除中にケガをすることもありますので、念のためにゴム手をしておくべきかと思います。
魚焼きグリルの掃除 油対策
受け皿の油対策についての話なんですが、これは片栗粉を水で溶いたものを受け皿にいれて火にかけるのが簡単ですね。
YouTubeで1分半ほどの動画を見つけたのでご覧ください。とても簡単です。間違って小麦粉を使わないようにしましょう。片栗粉ですからね。
これを見て頂くとわかると思いますが、片栗粉を大さじ3から4杯と水を300~400ml用意します。そして、受け皿に水を入れて、その中に片栗粉を投入。
万遍なく混ぜて普段通りに魚を焼きます。
魚を焼いた後はグリルが冷めるまでそのまま放置しておきます。40分から1時間くらいで冷めるそうです。
グリルが冷えたら片栗粉がそこそこ固まってくるのではがします。動画を見ているとシールをはがすような感覚に思えますね。
そうすると、あら不思議。片栗粉シートに油汚れがくっついて受け皿がきれいになっている。という段取りになっています。
これなら簡単でいいですね。
魚焼きグリルが冷えるまで待つ必要がありますし、その間に焼けた魚を食べる時間も十分にあります。
やってみる価値はあると思いますよ。
魚焼きグリルの掃除 臭い対策
魚焼きグリルの臭い対策として知られているものは、いくつか存在します。
お茶の出がらしやコーヒーの出がらしを受け皿に入れて火にかける方法や、レモンの絞り汁を使ったり、重曹を使ったりする方法は良く知られています。
また、グリルストーンという石を受け皿に敷いて通常通りに魚を焼く。という方法もあるそうです。
いずれも簡単なので試してみてはいかがでしょうか。
ただ、レモンの絞り汁は使用した後はしっかりと水洗いしておかないと錆びる可能性もありますので注意が必要です。
お茶やコーヒーの出がらしは簡単でいいと思います。
まとめ
年末年始の大掃除は大変ですよね。大変だからと言ってやらない人もいるようですが、それはそれでどうなんだろうと思ったりします。
どうせやるなら効率よくやりたいものです。ああでもない、こうでもないと頭を悩ませるよりも、ちょっとネットで調べてみたら意外と簡単な方法は転がっているものです。
今回ご紹介した方法も試すだけならそんなに大変じゃないですから、ためしにやってみてはいかがでしょうか。
それで効果があれば儲けもの。それくらい、あまり期待せずにやってみると実際に効果があった時の感動は大きいんじゃないかなと。
そう思ったりします。