子供の夏休みの宿題は頭を悩ませるものが多いですが、その中でも自由研究は最も頭を悩ませるものの一つです。
管理人が学生の頃はそれほど面倒くさくなかったのですが、最近の自由研究では、その動機と目的もレポートとして提出しなければいけないと聞きました。
面倒ですね。そもそも自由研究の動機と目的とはどのように違うものなのか、なんて思ったりもするわけですよ。
そこで、今回は自由研究の動機と目的について、また、その書き方、具体的にはどうすればよいかということを考えてみたいと思います。
自由研究の動機と目的の違いについて
自由研究に限りませんが、動機というのは「なぜそれをしようと思ったのか?」ということであって自由研究に当てはめると、「なぜ自由研究にそのテーマを選んだのか」ということです。
一方、目的というのは「何のためにそれをするのか?」ということで、自由研究に当てはめると「自由研究で何を知りたいのか?」ということでしょうか。
色々と調べてみると動機と目的を一緒にしているものを多く見かけます。しかし動機と目的は本来異なるものですから分けて考えるのが筋というものでしょう。
例えば、地球温暖化を自由研究のテーマとするのであれば、その動機は「このまま地球温暖化が進むと地球はどうなってしまうのか気になった」というのが当てはまるでしょう。
そして、その目的は「地球温暖化の原因と対策について調べ、自分たちに何ができるか考える事」なんて感じになるでしょうか。
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自由研究の動機の書き方は?
先ほども書いた通り、自由研究の動機は「なぜ自由研究でそのテーマを選んだのか?」ということですので、なぜそのテーマに興味を持ったのかということを思い返してみればよいはずです。
地球温暖化で言えば、その原因は二酸化炭素などの温室効果ガスが大気中で増えすぎたことですが、それについてはニュースなどで時折報道されることもあって耳にしたことがあるでしょう。
そのまま地球温暖化が進んでしまった場合、北極などの氷が溶けて地球上の海面が上昇すると言われています。そうなると海面に近い場所は水没してしまう可能性も考えられます。
そうなってしまったら、そんなところに住んでいる人々はどうなるのか?気になりませんか?
それが自由研究の動機です。それを書けば良いのです。
10円玉をきれいにする自由研究の動機はどう書く?
ここで、10円玉をきれいにする自由研究の動機について考えてみましょう。
10円玉は色々な人の手を渡り歩いて、気が付くといい感じに小汚くどす黒くなっています。その10円玉をきれいにした時のあの感動は結構心に響きます。
何故汚れるのか、どうやったらきれいな10円玉に戻るのか?とても気になりませんか?それを動機として書けばよいでしょう。
新しい10円玉と小汚く薄汚れた10円玉。普段見る小汚い10円玉が普通の状態と思っていたところ、実はそうではなかった。汚れている10円玉がきれいになる様子を見てみたい。
というのが動機になるのではないでしょうか。
このブログでは、その他の自由研究についてもいくつか書いています。まとめた記事を書きましたので是非ご覧ください。
>> 中学生の自由研究のテーマのアイデアと親の手伝いについて【まとめ】
まとめ
昔の自由研究と今の自由研究は色々と変わってきているんですね。管理人が小さい頃の自由研究というと、キットを購入して提出した友人が1人いたくらいです。
実際、その友人はキットで何かを作っただけでレポートのようなものはありませんでした。レポートがないと言うのはかなり楽ですよね。
今は自由研究にキットを使うことは普通にあると思いますが、当時はとても珍しかったと記憶しています。キットだと簡単に自由研究を終わらせることができますが、今はそれでは研究にならないからとレポートも課すのでしょうかね。
「ゆとり」などと揶揄される今の学生ですが、実は昔と比べて大変なんじゃないかと思ったりします。