花火大会と言えば浴衣ですよね。浴衣を着ている女性は綺麗な女性でもさらに2割増しに綺麗に見えるとも言われています。そんな浴衣ですが、普通は1年のうちでそんなに頻繁に着るものではないですよね。
花火大会が近づいて1年ぶりに箪笥から引っ張り出してきた。という人も多いのではないでしょうか。
そして出してきた浴衣をよく見てみたら、ゴマのような点々としたカビが生えていた。なんてこともあるようです。
そんな場合はどうしたらよいでしょうか。
浴衣がカビた場合は洗濯で取り除ける?
まず考えるのはカビてしまったのなら洗ってしまえ。ということなんですが、実際のところカビって非常に頑固で厄介で、普通は洗濯しても根っこが除去しきれないことが多いようです。
調べてみたのですが、酸素系の漂白剤をつけてみても色だけ落ちてカビは落ちなかったとか、カビキラーを使ってみたらカビもろとも色まで落ちたという笑えない結末が待っているなどというものがありました。
色々と探し回ってみたものの有効な手立ては見つかりませんでした。対策の多くは、あきらめて新しい浴衣を買いましょう。というものでした。
実際カビが残っている場合は健康に与える悪影響も心配ですからね。経済的に痛手かもしれませんが健康の事を考えたら新しく購入した方がいいのではないかと思います。
それでも何とか洗って今年だけはこれで乗り切る!という人もいるかもしれませんね。
浴衣を洗濯したら色落ちしない?
浴衣を洗濯して気になるもののひとつが色落ちではないでしょうか。
染料の種類によって色落ちの可能性はあります。洗濯機で洗濯するとなると他の洗濯ものに色移りすることになりますので注意すべきです。その場合はやさしく洗濯するモードで洗濯すべきでしょうね。
色々と見て回ると、手洗いで洗う人が多いように感じました。
そして洗濯の際には「のり」を入れて洗濯すると良いとのことです。アイロンの際にスプレー糊をするという意見もありましたが、テカリが生じるので洗濯の際に糊を使うべきなんだそうです。
また、自宅で浴衣を洗う場合は部分洗いはしないということが大事だと言われています。汚れているところだけチャチャっと洗っちゃえ!的な考えで部分洗いをしてしまいたくなりますが、まだらになってしまう危険性があるので避けるべきだと。
汚れなどが部分的なものであっても全部洗いをする必要があるんですね。
とりあえず、今年はこれで乗り切れるでしょうか。
浴衣がカビたらクリーニングに出して落としてもらえる?
さて自分で洗濯する自信がないと。そういう場合はやはりクリーニングに出す必要が出てきますが、カビた浴衣をクリーニングに出してカビを落としてもらえるかというのは気になるところです。
ヤフー知恵袋で見たんですが、カビはシミの一つとして考えられているようです。そのためカビの除去は可能だということらしいんですが難しいそうです。できたとしても割増料金を取られるところもあるとか。
カビの種類にもよりますし浴衣の生地の色にもよるそうなんですね。
カビが白カビだったらカビの根っこは残るけれども、見た目の上では分からないようにできる場合がある。ということなんですね。
黒カビについては非常に目立つため、どのクリーニング屋さんでも断られる場合が多いとのことで、残念ですがその浴衣については諦めた方がよいでしょう。
まとめ
1年に数回しか着ないものって油断することが多いですよね。
去年着たものがあるから今年はそれを着ればいいや。なんて思って油断していると、実際に引っ張り出してきた時はカビていたり虫食いがあったりして着れたものではなかった。
なんてことは結構あります。その時の焦りようと言ったら何とも言えませんね。どうしようかと結構焦ります。
そうならないように、しまう時に虫食いやカビが発生しないような保管方法をとることも必要です。また最悪の場合、改めて購入することを選択肢に入れて、時間的な余裕も計りながら去年のものを引っ張り出す必要がありそうです。