お盆は亡くなったご先祖様が家に帰ってくると言われています。東京などの都市部では7月半ばにお盆を迎えるようですが、管理人の住む北海道では8月の半ばにお盆を迎えます。
そんなお盆ですが、管理人はお盆の時期になると、お寺さんに納骨堂の維持管理費を納めなければいけないという悩みに頭を抱えたりします。
そしてお盆はお墓参りもしますよね。
生前住んでいた家に、ご先祖様の霊が帰ってくるというのに、家を空けてお墓に行くなんて何事だ!という人もいるようですが、管理人としてはきちんとお墓にも行って手を合わせることも大事だと思っています。
そこで今回はお盆のお墓参りについて書いてみようと思います。
お盆のお墓参りに必要な持ち物は?
管理人の場合ですが、お墓に持っていくものとしては、
- お花
- お供え物(果物やお菓子)
- ろうそく・お線香・ライター
- 水・コップ
- バケツ・タオル
- カッターナイフ
- 数珠
こんな感じでしょうかね。
こまめにお墓に行って草取りなどをしているのであればいいのですが、1年に2・3回くらいしかお墓に行かないということであれば、草がボーボーに生えてしまっているという状況もあったりします。
管理人のお墓は最近はそうではないのですが、かつては草の根をカッターナイフで切って抜く。ということをやってました。
普通に引っ張って根っこから抜くということをやっていると、お墓の土が減ってしまうんですよね。なので雑草を根っこから切って抜きやすいようにする。などとやっていました。
墓石屋さんから聞いたのですが、雑草に悩んでいるのなら塩をまくと良いのだそうです。土をアルカリ性にして雑草を生やしにくくするんだそうです。本当かどうかは分かりませんが、除草剤をまくよりは気分的にもいいのではないのかなと思います。
草取りが終われば、あとは普通にお墓を掃除して、お供え物を備えてお参りをする。という段取りになりますね。お参りの際は数珠を持っていくと良いのではないかなと。そう思ったりします。
そう言いつつ、管理人はいつも忘れてしまっているのですけどね。
お盆のお墓参りにマナー違反なのは?
お墓参りに行く時間について世間では、
午前中に行かなければいけない。
ということも言われているようです。
ですが、これについては根拠がないという話もあり、どうしても都合がつかない場合もありますから特に気にする必要もないとも言われています。実際のところ、午後にお墓参りに行ったり、深夜に行ったりすることもマナー違反ではないそうなんですね。
ただ、中には午後に行くのが良くないと思い込んで、それ以外の主張を認めない人もいるかもしれませんので可能であれば午前中に墓参りを済ませるのが良いでしょう。
また、午前中に墓参りをしないといけないのは午後に行くと暗くて転んでしまう危険性があるからだと言う人もいるそうです。墓場で転ぶと良くないことが起こると信じている人も多くてそれを避けたものなのかもしれません。
墓場で転ぶと命を失うと言われているようですが
迷信なのか都市伝説なのか言い伝えなのかは分かりませんが、聞くところによると、墓場で転ぶと命を落とすと言う話を耳にしたことがあります。
高齢の方であれば信じている人も多いのではないでしょうか。
迷信だと捨て置くのも結構ですが、信じている方も心配すると思いますので、お墓参りにはヒールの高い靴を履いていくといったことは控えた方がいいのかなと思ったりします。
また、小さなお子さんを連れて行くことに対していい顔をしない人もいます。それは今言ったことが理由で、小さいお子さんは走り回って転びやすいからなんですね。
個人的には迷信なのかなと思う所もありますので、子供に関しては十分注意しつつ連れて行くといいのではないかと。そう思ったりします。
お墓参りの服装にマナーなんてあるの?
基本的にはお墓参りですし特に儀式的なものをするわけではないと思いますので、普段着で良いと思うんですよね。
初盆でお墓参りと会食などをするという場合は喪服ではなく平服でというのがマナーみたいですが普通のお墓参りであれば、普段着でよろしいかと思います。
管理人はお墓参りに特別何か気を付けた記憶はありません。まぁ、自分の家族のお墓参りをする場合に限りますけど。
よその家族のお墓参りはしたことがないので気になったことはありませんでした。
ですが、婚約者の家のお墓参りをするといった事になるとちょっと変わってくるかもしれませんね。
それなりの服装をしていった方がいいのかもしれません。婚約者と2人きりであれば普段着でいいかもしれませんが、義両親などが一緒に行くということであれば注意をすべきかなと思ったりします。
まとめ
お盆と言えばお墓参り。日本人だなと思います。家には仏壇があって毎日手を合わせて拝んでいるわけですが、やっぱりお墓に行くと気が引き締まります。
お盆でもなければ忙しさにかまけて自分の事で手一杯になりますが、お盆があって、お墓に行って、お墓を洗って手を合わせる。そして故人をしのんで思い出に浸る。
時間にすればそんなに長い時間ではないのですが、お墓参りの時間というものはとても大切な時間ではなかろうかと。
そんな気がするのです。