熱中症は状況によっては命を落とすこともある危険な症状です。梅雨が明けて本格的な夏が到来したら熱中症には注意したいですね。こまめな水分補給と日陰で休む。そして運動などで大量に汗をかいたら塩分補給。これが基本だと思います。
また塩分補給には気を付けましょう。汗もそんなにかいていないのに塩分ばかり補給すると塩分過多になって逆に健康に良くありません。
今回はそんな熱中症についての後遺症について考えてみたいと思います。
熱中症の後遺症って頭痛をよく聞くけれど
熱中症の症状で聞くのは頭痛とか吐き気ですよね。熱中症になってしまうと体調か崩れて後遺症に悩まされることがあるんです。後遺症は頭痛などをよく耳にします。
軽い熱中症であれば後遺症もそれほど長引かずに回復するものですが、それでも2週間から1か月は用心の上に用心を重ねて過ごした方がよいでしょう。無理をしないことです。
とはいえ、会社に勤めている場合などは会社の方針もあるでしょうから、なかなか難しいところがあります。酷暑の中、節電をしなければいけないからと言ってエアコンを切ってしまったり。
そういう会社もあると聞きます。
そういう場合は上司に状況を伝えてできるだけ配慮してもらうことが大事だとは思います。理解のある上司であればエアコンを入れてくれるかもしれませんし、そこまでいかなくても仕事量の調節をしてくれるかもしれません。
体調を崩して従業員が減ってしまっては仕事にも影響がありますからね。
理解のない上司だと最悪です。
「倒れるのは責任感がないからだ」とか「お前が倒れたら周りのものが迷惑するだろう」とか言っちゃうわけですよ。
おいおいおい。
部下の体調管理もできない上司(オマエ)の責任だろうが!
と、こんな場合、心の中心で不満を叫びたくなる衝動を感じますよね。世の中には、こんな上司もいるもんです。運が悪かったとあきらめるしかないのでしょうか。
まぁ多少怒られながらも、自分なりに仕事量の調節をするということは大切かもしれません。
熱中症の後遺症にはどんな障害があるの?
熱中症の後遺症としては先ほど挙げた頭痛がありますが、そのほかには耳鳴りや食欲不振が挙げられます。熱中症により自律神経がダメージを受けてしまって働きが悪くなってしまうんですね。その結果これらの症状が出てくるというわけです。
食欲不振になると体力も落ちてくるでしょうから、一気に体調が悪くなってしまう危険性も否定できません。かといって無理やり食べるというのも難しいですし。
あっさりしていて食べやすく、かつ栄養のあるものを意識的に食べると良いでしょう。
その他の後遺症としては筋肉の痛みやだるさなどが出てくると言われています。
これらに関しては安静にしていると少しずつ治ってくるものですが、重度の熱中症になってしまった場合は、その後遺症も危険なものになるため、病院に行って医者に診てもらわなければならない状況になることも考えられます。
内臓や脳への大きなダメージが原因となって危険な状態になるんですね。
やはり熱中症は予防が大事です。自覚症状が出た場合は既に熱中症になっているという状況が多いようですので、暑い時期は常日頃から水分補給と日に当たり過ぎないということを心掛ける必要がありますね。
その他には外に出る機会が多いのであれば帽子をかぶるというのも対策の一つと言えるでしょう。
熱中症って再発しやすいっていうけれど
熱中症って再発しやすいって聞いたことがありませんか?
熱中症は後遺症の軽いものでも1か月くらいは回復にかかるようなので、その間は体力も落ちているでしょうし、再び熱中症になりやすいと言われています。
それが「熱中症は再発しやすい」と言われるゆえんではないかと思います。
ですから熱中症になった場合は、たとえそれが軽度のものであっても、いつも以上に用心しなければいけないってことなんですね。
必要以上に怖がる必要はないかと思いますが、うっかり対策を忘れてしまうなどということは避けた方がいいでしょうね。
まとめ
熱中症はかからないことが一番ではありますが、室内でも熱中症になることもあるということで油断できないものです。
そのためには脱水症状にならないように、こまめな水分補給は欠かせないでしょう。
また体温調節機能も大事です。人は汗をかいて体温を調節しますが、最近はエアコンの普及により汗をかく働きが衰えている人も多いようです。運動などをして汗腺を鍛えることも健康を維持する意味では必要な事かと思います。